ブログ  「しかうら日記」 (随時更新)

5月28日(日)
 昨日は、校区の行事「豊年祭」が開かれ、校区のみなさんの収穫祝いの席で、1〜3年生の歌(踊り)と三味線、4〜6年生の三味線を披露した鹿浦っ子でした。
 また、金曜日には研究授業も行われました。3・4年生のいずれも、一生懸命学習に取り組んでいます。
 鹿浦小学校の研究テーマは、「子供一人一人が『わかる』『できる』を実感できる複式授業の創造〜子供の主体的な学びを促すICT機器の活用をとおして」と題して、複式学級の授業を、主にICT機器を活用することによって変えていこうという挑戦です。そして、その研究の成果を公開研究会という形で1月26日に発表します。まずは、日常の授業を大切にし、実践を積み重ねることに精進しています。よろしかったら公開研究会ごも参加ください。


【お知らせ@】明日、月曜日から5・6年生が3名の職員引率のもと、伊仙小・馬根小と合同で修学旅行に行ってきます。3泊4日沖縄の旅です。行ってらっしゃ〜い。行ってきま〜す。ハイサイ!

【お知らせA】学校便り6月号をアップしました。本校研究につながる校長巻頭言、鹿浦っ子の行事や活動の様子などを掲載しています。ぜひお読みください。鹿浦小学校の「今」を感じていただけるかと思います。

5月27日(土)【がんばるぞ、おー!】

 鹿浦っ子にしては、大柄な子たちが多いなという印象をお持ちの方もいるかもしれません。ここに映っているのは、近隣4小規模校の5・6年生です。先週の伊仙小での交流学習に引き続き、今週は、おとなりの馬根小に集まり、4校集合学習が行われました。体育や国語、外国語活動・給食・休み時間などを通して、ふれあい、高め合う時間が設けられました。
 子どもたちは小規模同士ということで、普段同じような環境で生活・学習しているためか、打ち解け合うのにもそう時間は要りません。徐々に慣れてきて、自分らしさを発揮しながら学習や活動に励みました。ぎゅっと背中にかけた手の感触から仲間意識を感じ取っているのかもしれませんね。会場校の馬根小のみなさん、ありがとうございました。


5月24日(水)【感謝、感謝です】
 くしくも同じ日、わずか数十分の違いで来られました。お二人とも校区の方で、普段から学校の活動に協力してくださる方です。お一人はハイビスカスの鉢を、そしてもうお一人はドングリの苗を。学校のために、子どもたちのためにと寄贈してくださいました。
 ハイビスカスは、大人のてのひらよりも大きな花を3つつけています。プランターと比べると、その花の大きさが分かるでしょう。ドングリは、今すぐというわけにはいきませんが、何年後・何十年後に実をつけることでしょう。今度、1・2年生が校内でいい場所を見つけて植えます。もしかしたらこの子たちが大人になったころ、実をつけたドングリの木を眺めて当時を懐かしむのではないでしょうか。そして、その時の低学年がドングリの実を拾って楽しそうに遊んだり学習したりしているのではないでしょうか。
 どちらも校区の方の温かいお心遣いです。感謝、感謝です。



5月23日(火)【もしもへの備えが大切です】
 「地震が発生しています、今後もゆれがきます。危険ですから机の下に体を隠しなさい!」
 拡声器を通して教頭先生が校舎にいる子どもたちに呼びかけます。これは朝の短時間で行う避難訓練です。もしも、のときに備えてよく聞き、しっかり動けるか(避難できるか)、が課題でしたが、子どもたちは落ち着いて行動・避難できました。グッド。事前に知らせていなかったので、ちょっぴりドキドキした子もいたようです。
 過去の災害に学ぶと、地震の発生は時間も場所もまちまちです。つまり、心構えと正しい避難の知識をもっていれば、いつどこにいても、冷静に避難行動ができることで、自分自身の命を守ることができるのです。徳之島は海に囲まれているので、津波への対処も必要になってきます。何十年、何百年、もしかすると、何千年に一度かもしれません。しかし、その一度はいつ起きるか分かりません。そんなもしもに備えて今日の訓練は行われたのです。たった一つの大切な命を守るために。




5月22日(月)【楽しかった?ほっとした?】
 先週の金曜日は、伊仙中校区3校の交流学習が伊仙小で行われました。鹿浦小学校の子どもたちは、バスでの移動も多く、すっかり慣れたものです。伊仙小では、1クラス20〜30名の子どもたちが待っています。服装から馬根小の子どもったいが判別できるくらいでしょうか・・・。今回の交流学習では、ゆくゆくは同じ中学に入る仲間の同級生とふれあったり、切磋琢磨しあったりすること、人数の関係で普段はできない活動を経験することなどの目的があります。いつもの慣れしたしんだ環境と違い、緊張感もあるでしょうが、子どもたちはこの機会をとても楽しみにしていました。
 交流学習を終えた子どもたちの口から出てくる言葉には、教科学習・運動交流・給食・休み時間の充実感を感じさせるものが多々ありました。その一方で、帰ってきてみるとやはり「ほっとした」「落ち着く」といった声も聞かれます。ですよね。活動自体の楽しさもそうですが、自分の家(鹿浦小)を離れたことで、そのよさを実感していることも確かでしょう。交流学習は、行った先でのことだけでなく、我が家への愛情も一緒に育っているのかも知れませんね!




5月18日(木)【誕生日はいつですか?】
この
 今日は、5・6年生教室をのぞいてみます。担任の先生が1人と子どもが8人、そしてあともう1人。ALTの先生です。子どもたちも大きくなり、写真を見てもどこにいるか分からないかもしれませんが、右はじにいる方です。今日は、ALTを交えての「外国語活動」です。
 子どもたちは、フリーで動きながら、出会った友達や先生と英語で会話を交わします。「フェンイズユアバースデイ?(あなたの誕生日はいつですか)」「マイバースデイイズ○△」   「上手に言えるかな・・・」「うまく伝わったかな・・・」   子どもたちなりに一生懸命取り組んでいます。
 すでに進行中の国際化社会。お仕事で、交流で、旅行で、競い合いの中で、共存する中で、ゆくゆくは外国語を使いこなす力をつけることは確かに一つの目的としてはあるかと思いますが、まずは思いや考えの「伝え合い」ができる、コミュニケーションの力を備えた子どもを目指して、授業にも取り組んでいます。いつでも、どこでも、だれとでも、どんな場面でも。もしかしたら過去に経験したことのない場面かも・・・。そんな時、一歩前に踏み出す気持ちを支えてくれる「ツール」としての外国語。自分のものにしておくときっと役に立つはず。
 まずは、レッツ・エンジョイ・イングリッシュ!



5月17日(水)【中学1年生、頑張っているね】
 本日中学校から研究授業のお誘いを受けて授業を参観させていただく機会を得ました。その学年はというと・・・先日小学校を卒業したばかり、ピカピカの中学1年生です。もうほとんど保護者と似たような気持ちです。中学校から一緒になった伊仙小・馬根小出身の子どもたちともすっかり打ち解けて、楽しそうに友達の輪の中にいました。まずはひと安心。あら、こちらに気付いたようです。軽く手を振ると、にこっと微笑み返してくれます。嬉しかったですね。もうそれだけで十分!
 というわけにはいきません。今日は研究授業です。研究のための授業であり、よりよい授業づくりのための研究です。先生は子どもたちに分かりやすく伝えようと、自分たちでしっかり考えさせようと、友だちと協力させながら力をつけさせようと、あらゆる工夫をしてくださいます。本当にありがたい限りです。伊仙中の先生方、これからも鹿浦小学校の子どもたちをよろしくお願いしますね。
 そして卒業生たちよ、君たちもこれからますます活躍してさらに羽ばたいてもらいますよ。そのために今できることをしっかり頑張って力をつけてくださいね。教室で会うのはとても新鮮でした。後ろ姿に真剣さがにじみ出ていましたよ!





5月16日(火)【やっぱり手洗いは大事だね】
 鹿浦小学校の健康教育といえば、その代表的なものが、そう「すこやかタイム」です。養護教諭の先生が子どもたちに分かりやすいように、楽しく学べるように工夫して、健康について考えさせてくれています。
 本日のテーマは「手洗い」です。まず初めに手に「手洗いチェッカー」なる液体を塗ります。次に石鹸でごしごし手洗いをします。しかし、洗ったはずの手をブラックライトに照らされたボックスに入れてみると・・・。あら不思議。汚れの落ち切っていない部分が白く浮かび上がってくるではありませんか!さすがにこれには子どもたちもびっくりです。「きれいに洗ったはずなのに・・・」「石鹸もちゃんとつけて洗ったよ・・・」そんな心の声が聞こえてきそうです。
 ここで先生からのアドバイス。「ちゃんと落としたつもりでも、汚れは残っているものです。では、洗い方に気をつけてみましょう。爪や指先の部分は・・・。手首のあたりは・・・。指の間は・・・。」今度はもっとじっくり丁寧に丁寧に洗う子どもたち。さすがにあれだけ残った汚れを見せられると子どもたちの意識も面白いように、ころっと変わります。これからもこのことを意識しながら手を洗いましょうね。やっぱり手洗いは大事ですね。




5月15日(月)【今年度からの取り組みです】
 これまでにも読書活動の活性化のために保護者のみなさんも一体となってできる取り組みができるといいですね、ということが話題にはなっていました。本校の世帯数も増え、PTA活動も専門部活動を取り入れたことによって、ついにそれが現実のものとなりました。具体的には、土曜授業日の朝に、年5回。文化部の保護者のみなさんが交代で子どもたちに読み聞かせをしてくださることになりました。また、夏休みには緑陰読書も開催してくださいます。リーダーの部長さんを中心に、自発的な活動を展開してくださっています。本当にありがたいことです。
 1回目の先週土曜日は、リーダーの部長さんが絵本を手に来られ、慣れた様子で子どもたちに話し始めます。絵本は感性をみがくのに、心豊かに育つために欠かせないアイテムです。鹿浦小学校の子どもたちは、食い入るようにお話を聞いて、とちゅうとちゅうの問いかけにも素直にこたえます。
 まずは1回目ということでしたが、子どもたちも満足げな表情で部屋を後にしていたようです。部長さん、本当にありがとうございました。これでまた「本好きな子ども」に一歩近づいたと言えるのではないでしょうか。


5月12日(金)【今年も頑張るぞ〜】
 今週火曜日、島口・三味線教室の開講式が開かれました。本校の特色として挙げられる活動の一つです。今年は3名の先生方(三味線1名・島口2名)に教えていただきます。週に1回の活動で、そう時間も多くはないかもしれませんが、子どもたちは一生懸命頑張ってくれることでしょう。また、初めて三味線を手にする新1年生や転入生たちは、他の子以上にドキドキしていたかな?
 さっそく始まった練習の際は、2年生が1年生に教える姿が見られるなど、微笑ましい光景も随所にありました。近々の予定では、20日の校区豊年祭で披露する予定になっています。


5月11日(木)【うまく泳げたかな〜】
 子どもたちが楽しみにしていた水泳学習の日です。学校にプールがないので、町の施設に泳ぎに行きます。今日はその1回目。子どもたちは、ワクワク・ドキドキで朝を迎えたことでしょう。
 みんなで行っても学年ごとに目標(めあて)が違って当然です。また、水泳は個人差も出やすいので、できるだけ一人一人に合った指導を心がけています。低学年の子は主に浮いたり・もぐったり。中にはすいすい泳げる子も?高学年になると泳法ごとのポイントに注意して泳いでいます。あと3回の学習のうち、どれだけうまくなるものでしょうか。楽しみにしています。




5月10日(水)【ピー ピロロー】
 連休のさ中、聞き慣れない鳥のさえずりが聞こえてきます。おやおや、外を見ると、真っ赤な体が目にとまります。「アカショウビン」です。徳之島を代表する有名な渡り鳥の一種です。冬は主に東南アジアで過ごし、4月末から5月初めに飛来しており、夏を知らせる鳥とも言えます。
 そのアカショウビンが。2羽・3羽と運動場の周りを飛んでいます。シャッターチャンス!と思いきや、警戒心が強く、物音に反応するとすぐに飛んでいきます。次のチャンスを待って粘ること数分。「来た!」ついにその姿をおさめることができました。
 国立公園に指定され、次は世界自然遺産登録が期待される徳之島の豊かな自然。木も草も動物たちもその恵みを謳歌するように、元気いっぱいです。日中は随分暑くなり、いよいよ夏らしくなってきました。鹿浦っ子のみんなもこの暑い夏を乗り越えて元気に頑張っていきましょうね!



5月9日(火)【改めまして おめでとう】
 今日の朝の活動で、「1年生を迎える会」が行われました。まずみんなでレクリエーションです。「ジャンケン列車」「嵐が来たぞ」では、みんなにこにこ大盛り上がり。1年生を迎える2年生以上のほうが張り切っていたりして・・・。そして、今度はお楽しみにプレゼントです。どのお兄さん、お姉さんも心をこめて作ってくれました。大事に大事に飾ってください。
 そしてそして、今日は3年生になった子たちの委員会活動デビューでもありました。進行を任された2人、お疲れさまでした。よく頑張っていましたよ。


5月8日(月)【ふれあいに学ぶ】
 連休も明け、久しぶりに子どもたちのそろった鹿浦小学校は、とてもにぎやかな一日でした。どの学年も休み明けの疲れも見せず、しっかり勉強していましたよ。
 さて、5・6年生は、教育委員会のバスにゆられて、校区の生活館(公民館)に行っています。そこでは、高齢者を対象にしたいきいきサロンが開かれています。今回はその方々との交流会です。はじめに自己紹介。次にレクリエーション。そしてティータイム。時間とともに少しずつ打ち解けていく子どもたち。お茶菓子に用意してくださっていたのは、手作りのお団子(おもち)です。葉の香りがほのかにうつった団子(おもち)は、おいしかったことでしょう。高齢者の方々もこの機会をとても楽しみにしてくださっていようで、大変喜んでくださいました。最後に記念撮影をパチリ。また来ますね〜、また会いましょうね〜と、どちらも手を振っていました。



5月2日(火)【とにかく安全】
 いよいよ明日から5連休です。それぞれに予定もあるでしょう。まずは「安全」そして「健康」それから「楽しく」充実した5日間にしてほしいものです。
 さて「安全」と言えば不審者が思い起こされる方もいらっしゃるかと思います。本日、鹿浦小学校では「不審者対応訓練」ということで、@不審者が学校に侵入してきた場合の対応と避難、A登下校を含め、日常生活の中で不審者に遭遇した場合の対応、以上2点についての訓練を行いました。
 初めは「写真を撮らせてほしいということで校内に侵入してきた不審者への対応」です。初期対応は職員の方で行いました。避難指示が出てから階段を駆け下り、運動場に避難する子どもたちの表情は真剣そのものです。まずはOK!
 次に、「下校時、複数で帰っている時に不審者に遭遇した時の対応」です。不審者役の警察の方もさすがに慣れたもので、臨機応変に子どもたちを誘い出そうと、言葉をかけていきます。子どもたちは、集団でいる安心感も多少はあったかと思いますが、こわごわとした表情でした。その後は、子ども110番の家へのかけこみ訓練です。記憶を頼りに聞き取りに応じる子どもたち。「訓練と分かっていても、声をかけられた時は怖かった」という声も聞かれました。いざ、不審者の特徴などを聞かれてみると・・・。うまく答えられたかな?
 「もしも」「まさか」への備えは、とても大事です。「いかのおすし」を心がけ、たったひとつしかない大切な大切な命をしっかり守っていきましょうね。




5月1日(月)【橋に佇む方々を見かけて】
 いよいよ風薫る5月です。過ごしやすい気候と言え、半分は夏です。先日の29日には瀬田海海岸公園では海開きが行われ、もうすぐ目の前には夏が近付いた海で、はしゃぐ子どもたちの姿がありました。
 そして、今日の夕方。鹿浦大橋から海の方を眺める方が数名いらっしゃいます。何をしているところでしょう?そうです、夕日を眺めているところです。その日の天気・温度・湿度・風などなど。わずかな条件の違いでもその表情はがらりと変わります。今日は正統派の真っ赤な(真っ橙な)夕日でした。夕日を眺めながら何を思うのでしょう・・・。夕日はもちろん、ご覧になっている方々の佇まいすらも絵になります。さて、今年はどんな夕日に出会えるのでしょうか。ときどきご紹介しようと思います。また、次回をお楽しみに。