ブログ  「しかうら日記」 (随時更新)


2月28日(火)【読み聞かせっていいな】
 今日は、今年最後の読み聞かせでした。クラス担任の先生のほかにも、校長先生に教頭先生、保健室の先生まで。いろいろなクラスを回っておすすめの本を紹介したり、一緒に楽しんだり。食い入るように見つめる子どもたち。まるでお話の世界に入り込んでいるような子どもたち。一緒にクイズやゲームを楽しむ子どもたち。つい先日も学校の図書館に新しい本がたくさん入りました。読書は、これまで知らなかったことでも未知の世界でも味わえる魔法の世界です。心豊かに想像し、夢をふくらませたり、思いを募らせたり。これからも読書に親しんでくださいね。今日の読み聞かせがきっかけになってくれればうれしいです。




2月24日(金)【大きくなったかな?】
 もっか徳之島はジャガイモ収穫の最盛期です。徳之島の赤土で育ったジャガイモは島自慢の地場産業なのです。学校でも親子活動(食育・農業体験活動)の一環として取り組んでいます。畑に行ってみました。畑にも名前がちゃんと付いているのですよ。その名も「ひまわり農園」ひまわりのごとく、子どもたちの顔はにっこにこです。周りの草取りをしてると、「イモ掘ってもいいですか?」と子どもたち。「少しだけなら・・・」と先生。掘ってみると、「おおっ!」まあまあ大きくなっているではありませんか。中にはこぶしくらいのものも。これだけ大きくなっていたら、今後に期待大。3月に入ったら、サトウキビと一緒に収穫する予定です。もっと大きくなっていいですよー。




2月23日(木)【今年最後の・・・】
 昨日は、今年最後の授業参観でした。子どもたちは、ドキドキ・ワクワクです。1年生と2年生は算数を、3・4年と5・6年は合同で体育をしました。いつも以上に張り切っている子ども。落ち着かないそぶりを見せる子ども。いつも通りの子ども。三者三様です。親御さんにとっても学校での子どもの様子というのは、気になるものです。いかがだったでしょうか?昨夜は見た様子なども夕食時の会話に出てきたことでしょう。




2月21日(火)【君は、どのタイプ?】
 今日の健康教育「すこやか」の時間は、心の健康について考える時間でした。まず、最初に先生たちの寸劇から始まります。「遊ぼうよ」都合がつかず、断らなければいけない、というシチュエーションです。の○太・・・もじもじしてうまく言えないでいます。す○お・・・「無理!」の一言です。し○か・・・「今日は遊べないけど。また今度一緒に遊ぼうね」 先生たち、ナイス演技。自然と拍手が沸き起こります。
 「さあ、君はどのタイプ?」自分だったら・・・鏡に映らない自分の心との会話を始める子どもたち。自分を知るって大事ですし、難しいものですね。相手の気持ちを考えて言葉を選んでいるかな?必死に考え感想や自分の考えをまとめていく子どもたち。ソーシャルスキルトレーニングとでも言いましょうか、その自分への問いと答えの連続でみんな大きくなっていくのですね。大人がチャレンジしてもいいかもしれません。その年なりに考えますものね。心がおどった朝の時間でした。




2月20日(月)【いざ、デビュー戦】
 昨日19日は、ほーらい館で伊仙町の「島口を使う日(しまぐちつこわーでい)」という社会教育イベントが行われました。年々使える人が少なくなってきている島口(方言)を次代に継承していこうとする取り組みの一環です。
 鹿浦小学校の発表は、まず最初に島口からです。1・2年が「数の数え方」、3・4年が「早口ことば」、5・6年が「島に伝わることわざ」でした。子どもたちの発表ということもあり、会場は温かい雰囲気に包まれ、時には歓声や笑いが起きるなど、たいへん盛り上がりました。次に島唄・三味線発表です。「徳之島の子守唄」は、1年生にとっては念願のデビュー戦でした。これまでの発表と言えば、歌うことだけだったので、初めて大勢の前で三味線を弾きました。お兄さんやお姉さんに後れを取るまいと必死に頑張る姿が印象的でした。2曲目は、「意見口説」です。これは子どもたちのでも上級者しかできません。会場を満足させるには十分な演奏でした。
 おそらくこれが今年最後の発表になるのではないでしょうか。子どもたちは本当によく頑張りました。人前でも堂々となんでもできる鹿浦っ子。こういった舞台が子どもたちを成長させてくれたことかと思います。また、この活動を支える2名の外部講師の方や、経験を問わず一生懸命に指導する先生たちの頑張りも決して忘れてはいけません。多くの人々の支えがあってこの活動は成り立っているのです。来年はどんな子どもたちの姿を見ることができるのでしょうか。新しく1年生も入ってきます。1年生も2年生になります。後輩に優しく教えてあげてくださいね!




2月17日(金)【感動のお別れ会】
 本日は、お別れ会でした。こんな時期に?誰と?何との?
 今日のお別れ会は、「6年生との」お別れ会でした。あと1カ月で卒業してしまう6年生。頼りになる6年生。これまでみんなを引っ張ってくれた6年生。あこがれの6年生。何といっても小学校の中では「最高」学年ですもの。
 1年生から5年生までこの日のために出し物やプレゼントを準備してくれていました。中には途中で涙ぐむ子さえ・・・。ダンスに替え歌、お笑いネタまで。6年生も優しく微笑み見守ってくれています。6年生からのお礼の言葉の次はレクリエーションです。先ほどまでの雰囲気とはうってかわって大賑わい。あっちだこっちだとはしゃぎまわる子どもたちと先生。感動した!
 さらにこの後はバスに乗って畔プリンスビーチ・フルーツガーデンへの「お別れ遠足」と続くのですが、今日はここまで・・・。近々続きを紹介します。しばしお待ちを。





2月16日(木)【P・P・J・P】

 これは一体何の道具でしょう?

 正解は「手作りジャンピングボード」です。ベニヤ板を組み合わせて作ります。これがあると、木製とは言ってもバネの働きで、いつもより余計に高く跳べるのです。そうすると・・・いつもの自分より高く跳べる事で、跳ぶタイミングや跳び縄の回転のさせ方の「コツ」をつかみやすくなるのです。初級者はもちろん、上級者にとっても様々な技にチャレンジでき、可能性がより広がる、というわけです。子どもたちにはもちろん好評で、「跳べる!」「高い!」など、歓声とともに笑顔で取り組んでいます。作ったのは、5・6年担任の先生です。お見事!これで一気に「Pyon・Pyon・JumP」となることでしょう。がんばれ鹿浦っ子、ありがとう先生。



2月15日(水)【充実の交流会】
 1年に1回のこととはいえ、高学年ともなると、しっかり覚えているものです。それくらい意味のある充実した交流がこれまでにもなされてきたからでしょう。本日は、徳之島町にある障がい者支援センター「いっぽ」の利用者・職員のみなさんとの交流会でした。まだ来校する前に名簿を眺めながら高学年の子どもたちが「この人知ってる」「去年も来たから覚えている」と話しています。いよいよ到着しました。
 はじめの自己紹介のあたりでは、どことなくぎこちなさを感じさせつつも、レクリエーションやお互いの歌や三味線の発表を通して少しずつ距離も縮まってきます。給食を終えるころには、テーブルごとに話もはずむようになってきました。時間が進むにつれてお互いの「個性」を理解し合いながら仲を深めていく様子が見て取れます。最後のあいさつ・プレゼント交換もすみ、さあお別れ、というころには、手を取り合って握手をしたり、記念撮影をしたり、「またね」「ありがとう」の言葉があちこちで聞かれたりもしました。
 はじめの自己紹介の中で利用者のみなさんが、「今日をとても楽しみにしていました」と話してくれていましたが、鹿浦小学校の子どもたちも、たくさんの充実感とプレゼントをいただき心からこの交流会を楽しむことができました。「ありがとうございました。またお会いしましょうね!」2月9日に載せた卒業証書も、いっぽさんで制作したものです。その和紙に文字が書かれたものもお披露目することができました。まだまだつながりは今後も続いていきますよ!








2月13日(月)【阿三は元気です】
 先日12日に天城町の防災センターにて、徳之島3町民謡大会が開催されました。阿三(鹿浦校区)からは地域の伝統的な踊りとよみ(※「とぅゆみ」とも発音されます)を引っ提げ、参加しました。ここ徳之島ではそれぞれの地域に伝承される民謡や踊り、島唄があります。わたしたちは保存会の役割を果たす同好会のみなさん、校区民の方々とともに、児童・保護者、職員も交じり、総勢約40名のチームでの参加となりました。会場は多くのお客さんがつめかけ、各団体の発表にたいして、おおいに盛り上がっていました。わたしたちの発表も約5分間ではありましたが、せいいっぱい「阿三は元気」「鹿浦校区」と校区一丸となって頑張っているという姿をお伝えできたのではないかと思っています。「いい発表ができた」「よくがんばった」とお互いをねぎらう言葉が飛び交い、充実の発表となりました!


2月10日(金)【目指せ、全員合格!】

 今日は漢字検定にチャレンジ!全校一斉の取り組みで、全児童が受験しました。鹿浦小学校では、その学年で学習する漢字を12月までにひととおり習い、残り期間をその復習にあててこの日に迎えました。2つの学級に分かれているのは受験級によって試験時間が違うため。中には該当学年の一つ上の級にチャレンジする「つわもの」もいます。これまで一生懸命してきた練習が実を結び、全員合格となれば万々歳ですが・・・。よく頑張った!



2月9日(木)【残り28日】
 昨日は入学についての話題でした。今日はその反対の卒業です。
 卒業式までの日数を数えてみると、明日から卒業式前日まで28日です。年間約200日の出席日数があるので、概算でいうと6年生は小学校生活の約98%を終えたことになります。そう考えると、本当にあともう少し、というところまで来ていることを実感しています。小規模校ながらいつも下級生を引っ張り、お手本として頑張ってくれていた3名の6年生もいよいよ卒業です。昨日はお願いをしていた浄書もすみ、自分たちで手作りした和紙に書かれた卒業証書を受け取りました。手渡す校長先生も、見守る保護者も、送り出す担任の先生も、そして受け取る自分自身も、様々な思いをめぐらしその手渡される瞬間を迎えることでしょう。あと少しの小学校生活ですが、悔いなく、存分に楽しんで卒業していってほしいものです。感動の卒業式を!




2月8日(水)【待ってるよ!】
 本日の午後、来年度入学児・保護者を対象とした説明会(学校体験)がおこなわれました。親御さんたちに説明をしている間、新1年生のお兄さん・お姉さんになる現1年生が、日頃の学習の成果を紹介したり、学校を案内してあげたりしていました。入学1年がたち、すっかり大きくたくましくなった5人の子どもたち。貫禄がありましたよ。きっと新1年生にとっても格好良く頼もしく見えたことでしょう。音読の声の大きさや読み方、会の進行、たいへん立派でした。
 新1年生もいざ学校に入り、椅子に座ってみたことで、もしかしたら緊張感でも味わったかな?1年もすると、このお兄さんやお姉さんのように何でも自分でできて、立派になれますよ。4月になり、みなさんが入学してくるのを先生たち・子どもたち・地域のみなさん、首をながーーーーーくして待ってるよ!がんばってね。


2月7日(火)【春近し】
 年の瀬に菊の苗をいただき、一斉に植えたところです。あれから一カ月半。すっかりたくましく育った茎に青々と茂る葉。一本も枯れることなく、無事に育ってくれています。少しずつ咲き始めていた花たちもだいぶそろってきました。そこで「パシャ!」

あらら、通りかかった6年生、ポーズまでとってくれてありがとう。花壇に近づいてみるとボリュームいっぱいのおきくさん。春も近いですね・・・。



2月3日(金)【鬼はだれ?】
 今日は節分です。一人一人の中に誰しも追い出したい「鬼」はいるはずです。1年生の教室からは、鬼を追い出す声が聞こえてきます。「鬼は外、鬼は外」もはや「実写版の鬼退治」です。その投げつける豆と一緒に放つ言葉はちゃんと自分の心に向いているかな?鬼役を務めたK長先生も、息を切らしながらK長室に帰って行きました。
 さて、その数分後・・・。子どもたちと遭遇しました。鬼は追い出せたかな?どんな鬼を追い出したのか尋ねてみたところ、「遅寝おに」「ゲーム鬼」「忘れ物おに」「わがままおに」などの答えが返ってきます。みんな様々ですね・・・。早速「追い出してもういなくなりました!」と言う子もいるほど。ほんとかな・・・。


2月2日(木)【頑張ってるね、1年生】
 「20より大きい数」これが今日の学習です。ばらばらに置いてあるマツカサは、28こ。でも一目見る限るでは、何個あるか分かりません。どうやって調べたらいいだろう?これまでの学習をもとにしながら、「図にかいてみる」「ブロックに直して数えてみる」「実物もあるみたいだぞ、それを使おう!」と子どもたちなりにアイデアが出てきます。
 一通り学習の進め方を確認してから、「じゃあ、やってみてごらん」と先生。真剣に取り組む子どもたち。ひとり調べが終わったら、みんなの前で発表です。「はい、はい!」と威勢よく発表していきます。
 この一年で本当に成長しました。学習に向かい、45分もの時間を楽しみながらも大事に過ごしていく先生と子どもたち。本当に立派になりました。学習の最後には、タブレットを使った練習問題です。音や絵も入ってクイズをしているような感覚で取り組んでいるのかな、と思わせるような集中ぶりです。頑張ってるね、1年生!




2月1日(水) 【今日のお客様】
 鹿浦小学校の平成28年度も残り2か月となりました。月日の経つのは早いものです。鹿児島地方に目を向けると「マイナスだ」「雪だ」といった言葉をよくニュースで見かけますが、ここ徳之島は温暖そのものです。朝でも10度はあり、日中になると20度ほどにまで気温も上がります。この温かい土地で伸びと伸びと子どもたちは大きく心豊かに育ってくれています。
 さて、今日の話題は「奉安殿」へのお客様です。鹿浦小学校の敷地内には歴史的価値の高い文化財「奉安殿」があります。戦中戦後を生き抜いた建造物です。その歴史的価値は知れわたるものとなり、今でも全国からの見学者が後を絶ちません。今日は、東京からのお客さまでした。案内する校長の話に聞き入り、そして時にはたずね返したりしながら、ひとことひとことかみしめながら受け止めているようででした。そのお客様とは、教育界に名の知れ渡る著名な先生です。謙虚なお人柄にも感銘を受けました。
 どなた様でも、もし来られる機会があり、職員室を訪ねて、ひとことおっしゃっていただければ、ご案内いたしますので遠慮なくお申し出ください。お待ちしております。