ブログ(随時更新)

8月31日(水)
 ラジオ体操に向かう道中、ふと気付くと目の前に大量のトンボが舞っているではありませんか。だれもがそう思ったはずです。「いよいよ秋かあ」地元の方はここ数日の風も秋の知らせだよ、と教えてくれます。いよいよ明日から2学期です。そして夏休み最後の日でもあります。そうするとラジオ体操も最終日です。最後とあってか、みなさん意気揚々と参加しているように見えました。これで今年の夏は完走です。最後に記念写真に収まってはいチーズ!また来年この場所でお会いしましょう。名残惜しいですがこれにて鹿浦(阿三)の夏は終りです。と言いたいところですが、まだまだ敬老会に十五夜、学校では運動会に学習発表会。PTAではバレー大会もあります。まだまだ暑い夏と熱い日々は続きそうです。鹿浦(阿三)は今日も元気です。


8月30日(火)
 本日も強風でした。台風の影響もないはずなのに・・・。しかし、満を持して「PTA親子ふれあい活動バーベキュー大会」は開催されました。段取りをしてくださった方は夕方からのスタートにも関わらず、昼過ぎから取り掛かってくださっていました。感謝、感謝。早めに着いた子どもたちは、ほぼ満潮の海や浜辺、海浜公園を走り回っています。立ち込める肉を焼く美味しそうな煙、にぎやかな話し声、絶景の夕日、心地よい風。すべてがこの夏を包み込んでくれるようです。子どもたちは、きっと「満足」を得たのでは。大人同士もゆったりとした時間の流れの中で交流を深め、明後日から始まる子どもたちの2学期を応援してくれることでしょう。炭の残り香が風に流され、夏と一緒に目の前を通り過ぎようとしているかのようです。思わずつかもうとしてしまいそうです。よか晩でした。


8月29日(月)
 台風の影響もさほどなかったはずでしたが、昨日は強風が吹き荒れて楽しみにしていた「親子ふれあい活動」が取りやめられ、明日30日に延期されることになりました。残念!
 さて、新学期の準備もおおづめとなる8月の末、本日は新しく購入した図書の新刊手続きを済ませ、書棚に並べることができました。誰が最初に読むのだろう・・・、読んでどんな気持ちになるのだろう・・・、大切に取り扱ってくれるかな・・・。本を並べながら、担当の先生も心を弾ませていたことでしょう。町の図書予算ではなかなかたくさんの本を買うことができませんが、先生たちなりに心をこめて選んでくれたと思います。新しい本との出会いを楽しみにしておいてくださいね、子どもたち。新学期まであと3日!


8月27日(土)
 心配された台風はその影響もさほどないままに、過ぎ去ろうとしています。今年は台風らしい台風も来なかったうえに、稀にみる10号のような動きをみせるものもあり、農家のみなさんだけでなく、そのほかのみなさんにとっても気が気でない毎日だったかと思います。鹿浦(阿三)は今日もいい天気でした。
 さて、およそ20日ほど前に「綿(わた)」についてふれました。その綿もようやくふわふわなものができ、ここ数日わたしたちの目を楽しませてくれています。また、さわり心地もよく、これか〜とうっとりとさせてくれる「癒し」にもなっています。あともう少しで2学期が始まります。子どもたちは観察からのスタートになりそうです。生命の不思議を感じつつ、他の植物とのちがいなどをしっかりと学習してほしいものです。
 それから明日はPTAの親子ふれあいです。瀬田海で、みんなが集い、過ぎゆく夏を惜しみつつ2学期に向けて鋭気を養うための集まりです。子どもたちにとっても、楽しい思い出になることでしょう。


8月26日(金)
 夏休みも残り6日となり、名残を惜しむかのように、夏の日差しが照りつけています。ただ台風の影響か、風が強く、時折雨も降り、7月に植えたサトウキビを揺らし、花壇の草花を濡らします。
 さて、鹿浦小学校では、2学期より用務員として新しい職員を迎えることになりました。本日は、学校に来て説明や前任者との引き継ぎを行いました。2学期からさっそく新しい風を吹かせてくれることと思います。一緒にお仕事頑張りましょう。具体的な紹介は、9月最初に発行する「学校だより」でお知らせしますので、校区の方・保護者のみなさんは、そちらをお楽しみに!
 校庭に目をやれば、つい先日刈ったはずの草たちがずんずんと葉を伸ばしています。2学期も草たちとの熱い戦いが待っています。遠目には見えませんが、なかなかの勢いです。こちらの方も頑張っていきます。


8月25日(木)
 連続記録更新中。にわか雨に見舞われた午後、ふと気付いたことがありました。それは、夏休みに入って実はまだ「1回もラジオ体操が天候のために中止になっていない」ということです。数えてみれば、土日とお盆を除いて今日で25回日目になります。にわか雨などはありましたが、朝の時間はしっかりと止んでいたのです。なかなか珍しいことでした。残すところ夏休みもあと1週間です。最後までしっかりと頑張って参加してほしいものですね!


8月24日(水)
 ここ最近の校区のみなさんの関心事の一つにマツクイムシがありました。徳之島内でもあちこちにマツクイムシの影響で立ち枯れになっている松の木があったため、地域の方も鹿浦小学校のシンボルツリーを気にしてくださっていたところでした。樹齢100年を超えるといわれる鹿浦小学校のシンボルツリー・リュウキュウマツもその危機にさらされているのではないか!というものでした。ですが・・・ご安心を。本日、森林組合の方が診断に来てくださり、「大丈夫」と言ってくださいました。今後も定期的に経過を観察し、必要に応じて処置をしてくださるとのことでした。本当にひやひやしましたが、専門家の方のお墨付きを得たことで、一件落着といったところです。校区のみなさんの愛情と松のたくましさを実感したところでした。



8月21日(日)
 残暑とはいいながら、日中は日差しが強く、ただただ暑さとの戦いです。さらに台風の影響もあって、不安定な天候が続くここ数日の予報です。
 さて、本日はPTA・校区合同の美化作業でした。多くの方にお集まりいただいて、校内はもとより学校周辺まで草刈りや剪定など大変きれいにしていただきました。来たる9月24日は秋季大運動会です。子どもたちはもとより、校区のみなさんにとっても楽しみな秋のビッグイベントです。その前に、このようにきれいにしていただき、感謝、感謝です。今夜予定されている懇親会もさぞや盛り上がることでしょう。
 また、鹿浦小学校では伝統となっている「還暦組」(今年は昭和31年度生まれ)として出場されるみなさんも、多くの人数が集まるということで、来られる皆さんもお迎えするみなさんもとても楽しみにしているようです。きれいになった運動場で明るい歓声が響き渡るまでに、もう1か月。今から待ちきれません!
 最後の記念撮影ですが、片づけ途中の方もいたので、全員は映っていません、悪しからず・・・。実際には50名ほどの参加をいただきました。ありがとうございました。


8月19日(金)

 今日は、出校日。緑陰読書(お話読み聞かせ)です。あれ?みんな寝ているよ・・・。一見不思議な光景ですが、実はこれ、何の問題もないのです。このお話を聞くにあたって、よりリラックスした姿勢で聞いてください、ということで子どもたちは横になって(寝て)目を閉じてお話を聞いているのです。もちろん眠ってなんかいませんよ。いろいろな形があるものですね。
 この緑陰読書はガジュマルの木陰ですずみながら行われました。仕掛け絵本に野菜クイズと、子どもたちの心を耕すために盛りだくさんの工夫をして取り組んでくださいました。読書は想像の世界を広げてくれます。一人一人違った景色が見えていたことでしょう。


8月17日(水)
 鹿浦小学校の運動会は、9月24日の土曜日にあります。明日18日は、校区の方々との打ち合わせも行われます。ずいぶん先のことのようにも思えますが、近づいてしまえばあっという間です。そこで、できることを少しずつでも進めておく必要があります。まず何ができるかな・・・そうだ、トラックをきれいにしよう!もともときれいだったものの、時とともに芝が伸び土の部分を浸食していくのです。草刈り機とくわでえんやこらさと汗びっしょりです。やっとこさどうにかなりました。あとは、21日の美化作業でみなさんに周りをきれいに刈り取ってもえればひとまず安心です。走路がはっきりと見えるようになってよかったです。ここを駆け抜ける子どもたちの姿を想像してみましょう・・・。



8月16日(火)
 お盆も明け、鹿浦(阿三)もまた日常にもどりつつあります。いかがお過ごしでしょうか。現在オリンピックが開かれていることもあり、生活のリズムを整えるのが難しい方もいらっしゃるのでは?
 ここ数日卓球が盛り上がっています。いまや卓球と言えば人気競技の一つです。一昔前だったらなかなか注目を浴びる機会も少なかったのですが・・・・。その卓球人気を支えてきた福原愛さん。リオ入りの前に、奄美で合宿を張っていたことをご存じの方もいらっしゃるはず。奄美で蓄えたエネルギーをリオに持って行ってくれたのでは?本当によく頑張ってくれています。がんばれ、愛さん!
 さて今日の話題は学校とは縁遠いように感じていることでしょう。ですが・・・
 福原愛さんと徳之島はどちらも「世界」を目指しているという意味においては同じです。愛さんは世界の表彰台を。徳之島は世界自然遺産登録を。そして準決勝で負けた今は「さんい」と「いさん」を。どちらもともに、わたしたちにも夢を見せていただいていることに感謝です。
 この小さな子どもたちにはどんな「夢」や「世界」が見えているのでしょうね。大きくなあれ、鹿浦っ子!


8月15日(月)
 週末のお盆ということで、帰省で帰って来られた方、お墓参りの方、旧交を温める方、多くの方の往来がここ鹿浦でも見られました。この土日、学校は特に変わったことはありませんでした。徳之島の時間がただゆっくりと過ぎていくだけの2日間でした。変わったことと言えば、草が伸びたことくらいでしょうか・・・。月結びは
 さて、今日は8月15日。「戦没者を追悼し平和を祈念する日」です。学校では、半旗を掲げ、全戦没者に対し追悼の誠を捧げるとともに、1分間の黙とうを行います。本校敷地内に設置された奉安殿には、銃弾の跡が残り、戦闘の激しさを今なお垣間見ることができます。鹿浦(阿三)のみなさんそれぞれに様々な思いをもって今日を迎えていることでしょう。

 ところで、昨日たまたま道端で見つけた心温まるハートの画像を2つほど。こんな日だからこそ・・・。

 左は切り株で、右は野草です。いいものを見つけました。黙とうとともに捧げます・・・。

8月12日(金)
 今日も元気にラジオ体操で鹿浦の朝が始まりました。わたしたちには「今日だ、明日だ、何日だ」とカレンダーというものがありますが、生き物たちにとっては今日が何日かなんていうことは、まったく関係のない話なのでしょう。そうは言っても気候や季節を感じ、命を絶やさないように生き物たちも必死なのでしょう。今日の話題は「飼育動物」です。
 鹿浦小学校の飼育小屋には、ウサギが3羽、ニワトリが3羽います。さすがにこの季節は、いつもとちがい、水をよく飲みますね。喉もかわくのでしょう。また、えさもニワトリの飼料やラビットフードが中心です。草類は絶えず降る雨のため、なかなか与えられません。ということで、乾きものばかりだと口はパサパサ、喉はカラカラの状態が予想されるので、ここ数日はキャベツや白菜の葉を餌に出しました。いつも決まったものばかりだと申し訳ないので。はじめは慣れない食べ物だったせいか、見ている間には食べませんでしたが、今日は、すぐにむしゃむしゃと食べてくれました。よかった。「近くに」「大量にあって」「よく食べる」葉ものを探しておきますね。もし、これをお読みの方で、学校近辺の植物情報などありましたら、教えてください。また、野菜の端など、出せるものがあったらお持ちください。とても助かります。

 野菜をおいしそうに食べるニワトリ  ニワトリの飼料を食べるウサギ


8月10日(水)
 夏休みのちょうど半分が過ぎ、折り返しにきました。「まだ半分」なのか、「もう半分」なのか。「あと3週間もある」のか、「3週間しかない」のか、さまざまな受け止め方をして子どもたちも今日を迎えたことでしょう。どう過ごすかは自分次第。それぞれのペースで楽しんでください。
 さて、いよいよ明日は今年度から始まった「山の日」なる祝日です。みなさんもご存じのことでしょう。まだ「?」がある方は調べてみるといいですよ。制定までの過程や理由にはいろいろと興味深いものがあります。ここ徳之島には有名な寝婆山や最高峰645mの井之川岳などがあります。まだハブの出やすい季節なので山に入るには勇気がいるかも知れませんが、景色を眺めてみたり、安全装備で入山したりという方もいらっしゃるのでは?ぜひともハブにはご注意を・・・。
 写真は、井之川岳山頂付近からの景色です。先ほど夏休み折り返しの話題も出ましたが、ここに立って2学期を見わたしている子ども、麓の方から学習課題を抱えてため息交じりに山頂を見上げている子ども。全国の小学生が悲喜こもごもで迎えた8月10日だったのでは。鹿浦小学校の子どもたちは当然、前者です!


8月9日(火)
 あともう少しなのですが・・・。3年生の理科の学習では「綿(わた)」の栽培をしています。これは、ほかの植物(花)との違いを見比べ、調べる学習をするためです。子葉はどうかな?葉は?花の咲き方は?実のなり方は?などなど。それにしても「綿」とは、いいところに目をつけましたね。歴史をさかのぼると人間と綿との関わりは深く長いものがあります。さずがに3年生の学習でそこまで考えることはないでしょうが、いつか大きくなったときに、「そういえば小学生のころ綿を育てて観察したな・・・」と思い返す日がくるかもしれません。
 今、学校で学習していることにはすぐに役立つものもあれば、時間をかけて、他の経験や学習と関わりあって、学びが深まり身につくこともあります。この綿もあともう少しで、開いて綿が見えるようになるそうです。子どもたちもこの綿と同じようにふわっと開く才能やエネルギーをもっていて、それが開くのを待っているのでしょう・・・。
 次の出校日あたりには、みんなが笑顔で開いた綿を観察できているといいですね。


8月8日(月)
 ここ数日、ぐずついた天気になっていますが、酷暑の中、水分がほしい作物にとっては本当にありがたい雨です。
 さて、夏休みもおよそ半分が過ぎようとしています。学校に来ると、出てきている先生が勉強を見てくれたり、自由研究のアドバイスをしてくれたりします。分からないで困っているところはありませんか?なかなか進まないでいる課題はありませんか?時には先生たちの顔を見に来ませんか?本を借りて読み進めてもいいですよ。担任の先生以外でも見てくれるところが鹿浦小学校のいいところ。先日は、1年生が毛筆を教えてもらっていました。1年生のうちからこんな経験ができて素晴らしいですね。
 興味や関心の芽が育つのに年齢はそう関係ありません。子どもたちはこの夏、自分が夢中になれるものを見つけられているでしょうか?「好きこそものの上手なれ」といいます。4年に1度のオリンピックもそうですが、あらゆるものとの出会いを通して自分を広げるチャンスです。だからこそ「レッツ・エンジョイ!夏休み」


8月4日(木)
 昼間のわずかな時間のスコールではありました。少しといっても、木々や草花にとっては十分なめぐみの雨になったのではないでしょうか。徳之島では、天候の影響を船や飛行機の便が受けやすいという特別な事情があります。今日でも地上から見上げればうす曇りにしか見えませんでしたが、飛行機を運航する会社にとっては、着陸困難な可能性もあるということで、今日の午後便は、離着陸にひやひやしたという情報もありました。無事に飛べたようで何よりです。
 さて、本日はプレイバック1学期第5弾です。鹿浦小学校では、自分の担任の先生以外がクラスに入って読みきかせを行う日があります。子どもたちは、「誰が来るのか」「どんなお話が聞けるのか」、先生が教室に入ってくるまで分かりません。期待感いっぱいの子どもたちに読み聞かせをするのは、やりがいがあるものです。たのしげに聞き入る子どもたち。読み聞かせが終わったら、笑顔の花がさき、それを見てささやかな喜びを得て、やったかいがあった、とわたしたち職員も満足感に浸れる幸せな時間が訪れるのです。


8月2日(火)
 喜念浜から朝日が昇る・・・。伊仙小唄の歌い出しです。船からでも見える大きな製糖工場。夕日を見つめる犬田布岳。晴れて条件が整えば沖永良部も見えます。四季や時節に重なる景色や心情が歌詞に表されています。今日も誰かが島を旅立ち、今日も誰かが島を目指してやってきます。
 そろそろお盆も近づいてきます。夏休みの間は、普段より多くの方が学校に来られるものと思っています。校庭の芝はきれいに刈ってあります。学校裏の奉安殿周りの草刈りも先週したのですが、この灼熱の太陽の光に呼応するかのように新しい葉がぐんぐん伸びていきます。どうしたものか・・・。花の水かけもこまめに職員でおこない、枯らさないように必死です。生い茂る草や木々も葉も徳之島の息吹き・雄大な自然の芽吹きだと思えば、それっぽく見えるものです。それぞれのお気持ちでご自由に眺めて、目に入る景色をお楽しみください。また、鹿浦小学校にお立ち寄りの際は、ぜひ職員室にひと声おかけください。ようこそ鹿浦(伊仙町)へ。みなさんのおこしをお待ちしております。


8月1日(月)
 毎朝のラジオ体操で顔を合わせているとは言え、出校日となると、やはり気分はちがうものです。提出分の課題や、土産話をもって子どもたちが登校してきました。全校朝会では、いつものように真剣に話を聞く子どもたち。残りも事故なくケガなく楽しい夏休みになるように毎日を充実させてくださいね。何といっても「生活リズム」が大事ですよ。

 また、今日は3月に卒業したばかりの中学校1年生も遊びに来てくれました。いきなりではありましたが、中学校の話を聞かせてもらえないか頼んだところ、快諾。ありがとう!学校生活の充実ぶりや小学校との違い、小学生(後輩たち)へのメッセージ、島外にいるので、ふるさとを思う気持ちがより強くなったことなどを話してくれ、子どもたちも前のめりになって聞き入りました。素敵なキャリア教育になりました。


7月30日(土)
 鹿浦は今日も暑かったです。ここ数日、日中にわずかばかりの雨が降ります。通り雨?にわか雨?スコール?同じ伊仙でも馬根などの山手に比べれば雨は少ないはずです。ちょっと降ったかと思っても少し離れた場所では、道も土も葉も全く濡れていないということがよくあります。都市部では、はやりの「ゲリラ豪雨」なるものもあるようですが、ここ鹿浦では「ゲリラ少雨」といったところでしょうか・・・。さて、昼間に海に行くと、そこまでの人が多いというほどでもありません。きっと暑すぎるからでしょう。ただ夕方になると夕涼みがてらちょっと海につかってそのままバーベキューなんていう光景もよく目にします。夕暮れどきの水平線に沈みゆく夕日に照らされて海遊びをたしなむ親子のシルエット。勝手に写真を撮ってごめんなさい。すてきだったもので。そして、その親子を見守るかのように佇む椰子の葉が何かの形に見えてしかたがありません。何に見えますか?


7月29日(金)
 夏休みに入り、約10日が過ぎようとしています。学校は、午前中子どもたちに開放しています。課題帳の学習を進める子、自由研究に取り組む子、先生と一緒に習字(毛筆)を書く子、本を借りたり読んだりする子など、さまざまです。あと1カ月あります。時間を有効に活用してくださいね。また、8月1日は出校日です。これまでの成果を持ち寄って元気な顔を見せてくださいね。
 さて、プレイバック1学期第4弾は、交流学習・集合学習です。交流学習では、同じ伊仙中学校に通う3校の子どもたちが伊仙小に集まって、学年ごとに学習・活動をします。また、集合学習では、小規模校の4校が集まって、いつもより多めの人数で学習します。1学期は5・6年生が糸木名小に集まり、国語やミニバレーをしました。鹿浦小の子どもたちは緊張することもなく、集まった子どもたちの中でも積極的にリーダーシップを発揮しようと頑張っている姿がほほえましく映りました。帰りの車中でも「楽しかった!」と感想を話す子どもたち。三味線などの発表で大きな舞台を経験しているからでしょうか。頼もしい限りです。


7月28日(木)
 プレイバック1学期の第3弾は、水泳学習です。鹿浦小学校にはプールがなく、町の施設「ほーらい館」で、1学期のうちに4回だけの水泳学習です。ほーらい館バスの送り迎えが合って、温水プール。一見、申し分ない環境のようですが、他校や一般の方との兼ね合いから、練習回数や時間の面では十分と言えません。しかし、子どもたちは楽しく一生懸命にそれぞれの泳ぎを磨いています。高さ調整の台も入っているから、低学年でも安心!学年にとらわれず、自分の力に合ったコースで泳ぐことができるのも鹿浦小学校のよいところ。いくら泳ぎ足りないと言っても、決して海川(ため池・ダム)に子どもだけで行ってはいけません。責任の持てる大人の人と行ってくださいね!この夏で泳ぎもきたえよう、おー。


7月27日(水)
 このブログを始めて、3日ぶりというのは初めてだったので、やや緊張気味です。子どもたちは夏休みですので、この機会をとらえて、わたしたち教職員は、研修会への参加や各種打ち合わせの会合出席、この時期にしかできない用事などなど、学校を離れることも多くなることから更新できずにいることもあります。毎日読んでくださる方もいるようですので、そのつもりでいてくださるとありがたいです。できるだけ綴ります。 
 さて、プレイバック1学期の第2弾は、本校の特色の中の特色である「島唄・三味線演奏」についてです。この活動を支えてくださるのは地域の方です。毎週火曜日の放課後に学校に来てくださり、三味線と島口を教えてくださいます。4月26日はその開講式でした。子どもたちは意気込みを、指導してくださる地域の方は、指導にあたるその思いをそれぞれ話し、さっそく1回目の練習が始まりました。やや久しぶりということもありましたが、指導を受けたり、下学年に教えたりと、どの子も一生懸命。「特色」「伝統」と言えば一言ですが、それを守り育んでいくのは、そうそう簡単なことではありません。時代とともに価値観が変わり、人が変わり、体制が変わり、環境が変わります。その中で続けられているのは、さまざまな情熱や指導・支援の環境があってこそ。みんなが同じ方向を向いてこその「特色」です。わたしたちは、その思いをもって、学校だけでなく、保護者のみなさんや地域の方と一体となってこの活動を育てていければいいなと思っています。今後とも、温かく見守って、そして支えてください。どうぞよろしくお願いします。



7月24日(日)
 鹿浦は今日もいい天気です。風もほとんどなく、容赦なく太陽が照りつけています。外仕事の方々は、お体に十分お気を付けください。
 さて、今日のプレイバック1学期。昨日は入学式の模様をお伝えしましたが、今日はその後日談を。入学式から約1週間後、改めて南日本新聞徳之島支局の方が学校を訪問し、教室での子どもたちの様子をぜひ取材したいということでした。写真は鮮度が命!ということのようで、掲載日により近いものを使うようになっているそうなんです。知りませんでした。
 取材を受ける1年生の子どもたちは、学校生活にも慣れ始め、すっかり「らしく」なっていました。特に緊張することもなく、明るく元気な様子でした。この掲載で今年はすでにこの時点で3紙目です。昨年もさまざまな話題を新聞に取り上げていただいたところです。このように取り上げていただけることで、鹿浦小学校の活気を広くお知らせできることとてもありがたく思います。今年はさらにピアノコンサートについても掲載していただいたところです。次は何で載るのでしょう・・・。楽しみです!

7月23日(土)
 鹿浦は、今日もいい天気です。夏休みに入って初めての土曜日ということで、学校は静まり返り、おそらくこれといった目新しいニュースは何も起きそうにありません。そこで、夏休み期間中は、プレイバック1学期と題して、不定期ですが、1学期の出来事を中心に振り返ってみたいと思います。では、さっそく始めます。
 さかのぼること3か月半前。まだ霧の立ち込める4月。きれいなお花に彩られた会場で行われた入学式。今年の入学式は一味ちがったものになりました。5名のかわいらしい1年生が笑顔の入場です。これまでさまざまな形でおこなわれた学校活性化への取り組みのかいもあり、16年ぶりに複式学級が解消し、1・2年生は単式学級としてこの日を迎えました。多くの来賓・地域の方に見守られ、緊張の顔も見せつつ晴れやかに歩いてきます。この1年生の入学と、3名の転入もあって、昨年は14名だった児童が今年は一気に20名にまで増えました。さらに途中転入もあったので、7月23日現在で22名となっています。これだけの大所帯になったことで学校が一気ににぎやかになったね、と保護者や地域の方がおっしゃいます。もちろん職員もそう感じています。この1学期を振り返ると、あの1年生が100日あまりで、これほどまでに成長するなんて・・・。感慨深いものがあります。今では、高学年のお兄さん・お姉さんに見守られて、中学年のお兄さん・お姉さんに支えられて、2年生のお兄さん・お姉さんに引っ張られてぐんぐん成長しています。そのほかの学年も人数が増えたことで、そして新しい仲間を迎えたことで、お互いに刺激を受けながら本当によくがんばった1学期。充実の毎日でした!
 子どもたちも、その充実感に浸りつつ、楽しみにしていた夏休みを迎え、今頃夏をエンジョイしていることでしょう。どこで何をしているのでしょうね?



7月22日(金)
先日、15年ぶりの再放送「NHK夕日特集」があったことは、このコーナーでもお知らせしたとおりですが、昨日も夕方に校舎から見える夕暮れの景色がよかったので、帰りがけにカメラを片手に鹿浦大橋に立ってみました。すると、残念なことに夕日はすっかり落ちてしまっていました。ですが、夕焼けの景色はさすがに美しかったので、その様子をカメラに収めてみました。いかがでしょうか?夕方の景色(夕日・夕焼け・夕暮れ?)は、天気・気温・湿度・風などのさまざまな条件に左右され、まったく同じ景色というのは、そうそうあるものではありません。毎日刻々と移りゆく景色をそれぞれが自分の好きな場所から眺めて楽しんでいるのです。